お知らせ・コラム

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IPLとピコレーザーは何が違うのですか?
大きな違いは「使う光の種類」と「ターゲットの絞り込み方」です。IPLは幅広い波長の光をまとめて照射する光治療で、肌全体のトーン・赤み・薄いシミなど、複数の悩みに同時にアプローチしやすいのが特徴です。
一方、ピコレーザーは特定の波長のレーザー光を、非常に短い時間(ピコ秒)で照射する治療で、メラニンへの作用がよりピンポイントに働きやすいとされています。濃いシミに対しては局所的なスポット照射、肌全体のくすみ・肌質に対してはトーニング照射、肌の凹凸には複合照射と、目的に応じて使い分けます。
ざっくりお伝えすると、IPLは「面で広く整える」、ピコは「点〜面で目的別に作り分ける」というイメージです。どちらが優れているということではなく、目的・症状によって向き不向きが分かれます。
IPLは「面で整える」、ピコレーザーは「点〜面で目的別に作り分ける」イメージ。どちらが上ではなく、症状で使い分けます。
どんな悩みに向きますか?
IPLとピコレーザーが向きやすい悩みの傾向を整理します。あくまで一般論で、最終的には診察で判断します。
IPL(光治療)が比較的向きやすいケース
- 全体的なくすみ・赤み・薄いシミ
- そばかすや、肌全体のトーンを整えたいとき
- ダウンタイムをできるだけ短くしたい
- 肌全体のケアを継続的に行いたい
ピコレーザーが比較的向きやすいケース
- 輪郭がはっきりした濃い老人性色素斑のスポット治療
- 肝斑や、強い刺激を避けたい肌質のトーニング治療
- ニキビ跡・毛穴・凹凸など、肌質の改善も意識したいとき
- ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)など、より深い層の色素
ただし、肝斑が混ざっているケースや、濃いシミと肝斑が同居しているケースでは、安易な照射でかえって悪化する可能性もあるため、診断とプランがとても重要になります。
通う回数のイメージは違いますか?
IPLとピコレーザーでは、想定する通院回数の考え方がやや異なります。
IPLは、複数回繰り返して少しずつ変化を積み重ねていく考え方が一般的で、1か月前後の間隔で5〜10回程度を一つの目安にすることがあります。1回で大きく変えるというより、肌全体を継続的に整える治療として位置づけられることが多いです。
ピコレーザーのスポット照射は、濃いシミに対して1〜数回でアプローチする使い方があり、トーニングは1〜数週間おきに複数回を重ねます。ピコトリプル(フラクショナル含む複合)の場合は、肌質改善も狙いつつ、数回〜十数回継続することがあります。
回数・間隔・出力は、肌タイプ・シミの種類・年齢・生活背景によって変わるため、「平均的にこのくらい」は参考程度に、ご自身に向く設計はカウンセリングで一緒に考えます。
選び方の考え方は?
どちらが向くかは、「悩みの種類」「肌質」「ダウンタイムをどれだけ許容できるか」「予算と通えるペース」をあわせて考えます。
シミが1〜数個ピンポイントで濃い場合は、ピコのスポット照射が候補に挙がりやすい一方、顔全体のくすみと薄いシミがまんべんなく気になる場合は、IPLから始めることもあります。肝斑が中心の場合は、強い照射でかえって悪化するリスクがあるため、内服やトーニングなどとあわせて慎重に進めます。
「最初から1つに決める」というより、診察でシミのタイプを評価したうえで、何から始めるかを決めていくのが現実的です。途中で組み合わせを変えることもあります。
注意したい点はありますか?
IPLもピコレーザーも、リスク・副作用がゼロではありません。次の点をご理解のうえご検討ください。
- 赤み・かさぶた・色素沈着・色抜けなどが出ることがある
- 日焼け直後・強い炎症がある肌では受けられないことがある
- 妊娠中・授乳中、光線過敏症、強い薬を服用中の方は適応外となる場合がある
- 肝斑の併存があるときは、機種・出力の選択が変わる
- 紫外線対策をしないと、色素沈着のリスクが上がる
施術後の紫外線対策・保湿・摩擦回避は、IPL・ピコのいずれでも共通して重要です。
肝斑が混ざっているシミに強い照射をすると、かえって悪化することがあります。診察でタイプを確認することが大切です。
よくある質問
Q. 1回でシミは消えますか?
A. シミの種類・濃さ・深さにより異なります。1回で薄くなる方もいれば、複数回必要な方もいらっしゃいます。
Q. 痛みはありますか?
A. ゴムで弾かれるような感覚・温感を感じることがあります。出力・部位で個人差があります。
Q. 化粧はいつからできますか?
A. 当日から可能なことが多いですが、かさぶたが出るスポット照射の場合は施術後の指示に従ってください。
当院で相談できる内容
- シミ・くすみ・赤みなど悩みに合わせた治療選択のご相談
- IPL・ピコレーザーの適応とプランニング
- 肝斑が疑われる場合の内服併用などの選択肢
- 施術前後のスキンケア・紫外線対策のアドバイス
- 副作用が出た場合の対応
- IPLは幅広い波長の光で「面で整える」、ピコレーザーは「点〜面で目的別に作り分ける」イメージです。
- 全体のくすみ・薄いシミにはIPLが、濃いシミのスポットや肌質改善にはピコが選択肢になりやすいです。
- 回数・間隔は治療内容と個々の肌状態で変わり、診察で一緒に決めていきます。
- どちらにもリスクはあり、肝斑の有無・日焼け・併用薬などを事前に確認します。
最終更新日:2026-05-14
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