お知らせ・コラム

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表情ジワとは何が違うのですか?
表情ジワは、笑う・怒る・しかめるといった表情を作るときの筋肉の動きで、皮膚が繰り返し折りたたまれてできるシワを指します。動かしたときに目立ち、動きを止めると目立ちにくくなる「動的なシワ」が代表です。
長く繰り返されると、表情を止めても折り目が残り、皮膚そのもののハリ低下と組み合わさって、徐々に「動かなくても見えるシワ(静的なシワ)」へと進む傾向があります。
ボツリヌストキシン注射は、表情を作る筋肉の働きをやわらげ、折りたたみの強さを抑える方向に働きます。すでにくっきり残った静的なシワには、ヒアルロン酸など他の選択肢と組み合わせて検討することがあります。
動きで深くなる「動的なシワ」と、止めても残る「静的なシワ」では、向く治療の組み合わせが変わります。鑑別はカウンセリング時にご相談ください。
どの部位に向きやすいのですか?
代表的な部位として、眉間の縦ジワ、目尻の笑いジワ(カラスの足跡)、額の横ジワが挙げられます。いずれも筋肉の動きが繰り返し関与する部位です。
眉間は、眉をひそめる動きで深くなる縦ジワに対して、表情をやわらげる目的で選ばれることが多い部位です。目尻は、笑顔のときに広がる扇状のシワに対して、自然な印象を残しやすい量で調整するのが基本です。額は、眉を上げる動きで横一列にできるシワが対象になります。
額は眉の動きを下支えしている筋肉でもあるため、効かせ過ぎると「眉が下がって見える」「重く感じる」という変化につながることがあります。部位ごとに、量だけでなく入れる位置と動きの設計が大切です。
効果はいつ頃から出て、どれくらい続きますか?
一般的には、注射してから数日〜2週間ほどで効果が出てくるとされています。打った直後にすぐ表情が変わるわけではないため、数日経ってから様子を見る前提で考えていただくと安心です。
効果の持続は、おおむね3〜6か月程度といわれることが多いです。ただし、もとの筋肉の強さ・打った量・部位・代謝などによって個人差があります。「半年もつ」「1年もつ」と一律には言えません。
繰り返し打つ間隔が短すぎると、抗体産生による効きにくさ(耐性)の話題が出ることがあります。回数や間隔は、効きの様子を見ながら医師と相談していただくのが現実的です。
妊娠中・授乳中・神経筋疾患のある方・薬剤アレルギーの既往がある方などは、適応外もしくは慎重判断となります。診察時に必ずお伝えください。
注意点・リスクとして知っておきたいことは?
主なリスクとしては、内出血、注射部位の腫れ・痛み、左右差、表情の不自然さ、まぶたや眉の下垂感、頭重感、まれに頭痛や倦怠感などが挙げられます。多くは一時的で、効果の薄まりとともに整っていく経過が一般的です。
妊娠中・授乳中・神経筋疾患のある方・薬剤アレルギーの既往がある方などは、適応外もしくは慎重な判断が必要です。診察時に正確にお伝えください。
「とにかく動かないようにしたい」と多めに入れると、表情の自然さが失われる方向に振れがちです。完全に止めることが目的ではなく、「気になる部分の動きを少しゆるめる」設計のほうが、自然な仕上がりにつながりやすいとされています。
よくある質問
Q. 1回打てばずっと効きますか?
A. 効果は数か月で薄まっていきます。ご自身の感じ方を見ながら、間隔を決めて続けるかどうかを相談する形が一般的です。
Q. すでに深く刻まれたシワにも効きますか?
A. 動きで深くなっている分には変化を感じやすいですが、皮膚自体に折り目として残っている部分には限界があります。他の方法と組み合わせる相談も選択肢です。
Q. 打った後に運動してもよいですか?
A. 当日の激しい運動・サウナ・長湯・飲酒・うつ伏せでの強い圧迫は避けたほうが無難です。詳細は治療内容に応じて医師からご案内します。
当院で相談できる内容
- 眉間・目尻・額の表情ジワに対するご相談
- 表情の自然さを残す量の調整
- 効果の感じ方・持続のフォロー
- 妊娠中・授乳中・既往症がある方の適応の確認
- 他の治療(ヒアルロン酸など)との組み合わせの検討
- 表情ジワは、表情の動きで繰り返しできる「動的なシワ」が中心です。
- ボツリヌストキシン注射は、筋肉の動きをやわらげ、折りたたみを抑える方向に働きます。
- 効果は数日〜2週間で出てきて、おおむね3〜6か月程度。個人差があります。
- 「完全に止める」より「自然な動きを残す」設計のほうが仕上がりは安定しやすいです。
最終更新日:2026-05-10
表情ジワが気になる方は、
お気軽に当クリニックまでご相談ください。