お知らせ・コラム

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「フェイスラインのもたつきが気になりはじめたけれど、本格的な手術はまだ抵抗がある」「ハイフと迷っている」というご相談で挙がるのが糸リフトです。物理的にコグ付きの糸を皮下に挿入する治療で、即時的な引き上げ感とあわせて、コラーゲン産生による肌の質感への期待が知られています。この記事では、糸リフトの仕組み・効果の出方・続く期間の目安・想定される副作用を整理します。
糸リフトはどんな仕組み?
糸リフトは、コグと呼ばれる小さな突起のついた糸を皮下に挿入し、引っ張った状態で固定することで、たるみを物理的に引き上げる治療です。糸そのものは時間をかけて体内で吸収される溶ける糸(PDO・PLLA・PCLなど)を用いるのが一般的です。
期待される作用には、大きく二つの側面があります。
- 即時的なリフト感(糸を引っ張って固定し、施術直後にラインの位置が変わる)
- 皮下のコラーゲン産生(線維芽細胞の活性化による肌の質感への期待)
引き上げの強さは骨格・脂肪量・皮膚の厚み・たるみの程度で大きく異なります。「同じ本数で同じ結果」にはならず、医師の診察と部位選定、糸の種類・長さ・本数の組み合わせが結果に影響します。
糸リフトは「引き上げ」と「組織の刺激」の二つの作用を期待する治療です。長持ちを優先して本数を増やしすぎると、ひきつれ・凹凸の原因になります。バランスは診察で相談を。
効果はどのくらい続く?
糸リフトの効果の続く期間は、糸の素材・本数・部位・皮膚や脂肪の状態・生活習慣などで幅があります。一般的な目安として、
- 即時的なリフト感は施術直後から数日〜数週間で安定
- 持続期間は糸の素材によって幅があり、おおむね半年〜1年半程度を目安に語られることが多い
- 糸自体は時間をかけて吸収されるが、線維化・コラーゲンの変化はその後も一定期間残ることがある
「●年もちます」と一律に言える治療ではありません。表情の動き・体重の変動・年齢的な変化が重なり、徐々に元の状態に近づく経過をたどることが多くあります。
ダウンタイムと想定される副作用は?
糸リフトは局所麻酔で行う治療で、施術後にダウンタイムがあります。代表的な経過と注意点は次のとおりです。
- 腫れ・赤み・内出血(数日〜2週間程度で目立たなくなることが多い)
- 痛み・違和感(口を大きく開ける・笑うときの突っ張り感)
- 皮膚のひきつれ・凹凸(糸の通り道に一時的に出ることがある)
- 左右差
- 感染(頻度は低いが、赤み・腫れ・痛みが強くなる経過は早めの受診)
- 糸の露出・遊出(まれに糸の端が皮膚側に出ることがある)
- 神経関連症状(感覚の違和感、まれに表情の動きの違和感)
抗凝固薬・抗血小板薬を内服中の方、ケロイド体質の方、感染や強い炎症が部位にある方、妊娠中・授乳中の方は施術可否を慎重に判断します。自己判断ではなく診察でお伝えください。
向く方・向きにくい方は?
糸リフトは万能ではなく、適応の幅があります。診察で一緒に考えていく前提として、傾向を整理します。
- 比較的向く傾向:軽〜中等度のフェイスラインのもたつき、頬の下垂、口元のたるみ
- 単独では効きにくいことがある:脂肪量の多い方、皮膚の弛みが強い方、骨格的な要素が大きい方
- 慎重に判断:強い肌トラブル・感染部位、妊娠中、抗凝固薬内服中、ケロイド体質
- 手術的アプローチが選択肢になることも(たるみが強い方は形成外科的治療の紹介を含めて検討)
「糸リフトがあればHIFUは要らない」という比較ではなく、引き上げと組織再構築の両アプローチを年代と状態で組み合わせる考え方が現実的です。組み合わせ・順序の最適解は人によって違うため、診察で個別にご相談ください。
よくある質問
Q. 効果はどのくらいで実感できますか?
A. 即時的な引き上げ感は施術直後から感じられることが多くありますが、腫れが落ち着く2週間程度で仕上がりが見えやすくなります。コラーゲンの変化はその後ゆっくり出ることがあります。個人差があります。
Q. 糸が切れたり中で動いたりすることはありますか?
A. まれに糸の遊出や端の露出が起こることがあります。違和感や皮膚の白い線が触れる場合は早めにご相談ください。
Q. ダウンタイム中はマスクで隠せますか?
A. 内出血・腫れはマスクで隠れる範囲のことも多くありますが、口の動きや笑ったときの引き攣れ感が一定期間あるため、大事な予定の前は施術時期を調整することをおすすめします。
当院で相談できる内容
- たるみの状態の評価(皮膚・脂肪・骨格・表情の要素)
- 糸リフト・HIFU・注入治療を組み合わせた計画のご提案
- 糸の種類・長さ・本数の選定方針のご説明
- 既往・内服・妊娠の状況に応じた施術可否の判断
- 経過観察と他治療との組み合わせ相談、必要時の形成外科紹介
- 糸リフトはコグ付きの吸収糸を使い、物理的な引き上げと皮下のコラーゲン産生の両方を狙う治療です。
- 効果の持続は半年〜1年半程度が一つの目安ですが、糸の素材・本数・状態により幅があり、個人差があります。
- 強い肌トラブル・抗凝固薬内服・ケロイド体質・妊娠中などは慎重に判断するため、診察で相談しましょう。
最終更新日:2026-05-08
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