お知らせ・コラム

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本記事で扱う美容医療は自由診療(保険適用外)です。効果には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるものではありません。一部に未承認の医薬品・医療機器を用いる場合があり、治療内容・標準的な費用・想定されるリスクは診察時にご説明します。
ニキビ跡にはどんな種類がある?
ニキビ跡は、肌の表面に近い変化なのか、深い真皮の変化なのかで大きく分かれます。代表的なのは、炎症後の赤み(紅斑)/色素沈着(褐色・茶色)/凹み(萎縮性瘢痕、いわゆるクレーター)の3タイプです。
| タイプ | 主な見え方 | 主な原因のイメージ |
|---|---|---|
| 赤み(紅斑) | ピンク〜赤い跡 | 炎症で広がった毛細血管・残った炎症 |
| 色素沈着 | 茶色〜褐色のシミのような跡 | メラニンの過剰生成 |
| 凹み(クレーター) | 皮膚表面のへこみ | 真皮〜皮下のコラーゲン損失 |
このほかに、にきびが治ったあとに盛り上がって残る「肥厚性瘢痕・ケロイド」、毛穴が広がって見える「開大毛穴」が混在することもあります。複数のタイプが同時にある方も多く、その場合はタイプごとに治療を組み合わせて考える必要があります。
「これはどのタイプか」を写真や肉眼だけで完全に判別するのは難しいことがあるため、診察で確認したうえで治療プランを相談されるのが安心です。
赤み・色素沈着・凹みでは「効きやすい治療」が違います。同じ機械を当て続けるのではなく、タイプを見極めて選ぶのが、結果として近道になりやすいとされています。
タイプ別に、どんな治療が選択肢になる?
代表的な治療の方向性を、タイプ別に整理します。「これだけ受ければ完全に消える」と保証できる治療はない点をふまえてご覧ください。
1. 赤み(紅斑)が中心のタイプ
炎症や毛細血管の関与が背景にあるため、IPL(光治療)や赤み・血管に反応しやすい設定の機器、外用薬、ピーリング系の組み合わせが選択肢になります。新しいニキビが出続けている場合は、ニキビそのものの治療(保険診療)を先に進めることが多いです。
2. 色素沈着(茶色いシミ状)のタイプ
メラニン色素の過剰生成・残存が中心のため、ピコトーニングやIPL、ハイドロキノン外用、トラネキサム酸などの内服が選択肢になります。日焼けで色素沈着が悪化することがあるため、紫外線対策が治療と同じくらい重要です。
3. 凹み(クレーター)が中心のタイプ
真皮のコラーゲン損失への対応が必要なため、ピコフラクショナル・ピコトリプルなどの肌質改善系レーザー、ダーマペンなどのマイクロニードル系、必要に応じて専門的な瘢痕治療の組み合わせが選択肢になります。深い陥凹は、複数回・複数の手技で少しずつ近づけていく治療です。
これらは目安であり、肌質・色素傾向・赤みの強さ・凹みの深さによって向き不向きが変わります。とくに肝斑が混在する場合は、強い光・レーザーで悪化するリスクがあるため、診察での確認が不可欠です。
ニキビ跡治療では、赤み・乾燥・ヒリつき・かさぶた・炎症後色素沈着・肝斑悪化・色味の戻りなどのリスクが報告されています。妊娠中・授乳中、活動性ニキビが多い時期、日焼け直後、特定の薬剤内服中は治療を控える/延期する場合があります。
受ける前に知っておきたいリスクと注意点は?
ニキビ跡治療では、赤み・乾燥・ヒリつき・かさぶた・炎症後色素沈着・肝斑悪化・色味の戻りなどのリスクが報告されています。マイクロニードル系では出血や感染のリスク、フラクショナルレーザーでは点状の腫れや一時的な暗色化が出ることもあります。
また、知っておきたい次の点があります。
- 効果には個人差があり、想定より変化を実感しにくい場合があります
- 1回で大きく改善するものではなく、3〜6か月単位で複数回の治療が前提となることが多いです
- 妊娠中・授乳中、活動性のニキビが多い時期、日焼け直後、特定の薬剤内服中などは、治療を控える/延期することがあります
- 「強く当てるほど早く効く」ものではなく、過度な出力はかえって炎症後色素沈着・凹みの悪化につながり得ます
新しいニキビが出続けている方は、まずニキビ自体のコントロール(保険診療を含む)を整えてから跡の治療に進むほうが、結果的に近道になることが多いとされています。
よくある質問
Q. 凹みがあるニキビ跡は、医療で完全に元の肌に戻せますか?
A. 凹みの深さや種類によっては、目立ちにくくすることは目指せますが、「完全に元通りに戻す」ことを保証できる治療はありません。複数回・複数の方法を組み合わせて、少しずつ近づけていくのが基本です。
Q. 自宅のスキンケアだけでは難しいですか?
A. 浅い赤みや色素沈着は、紫外線対策と外用ケアで改善することがあります。一方、真皮にまで及ぶ凹みは、自宅ケアだけで戻すことは難しいとされ、医療的なアプローチが選択肢になります。
Q. 男性でも治療を受けられますか?
A. もちろん受けていただけます。男性は皮脂量・毛穴の状態が異なる傾向があるため、治療設定は診察で個別に判断します。
当院で相談できる内容
- ニキビ跡のタイプ評価(赤み・色素沈着・凹み・混在)
- タイプに応じたレーザー・光治療・外用・内服の組み合わせ提案
- 活動性ニキビへの対応(保険診療範囲を含む)
- 治療後のスキンケア・紫外線対策のご案内
- ニキビ跡は「赤み」「色素沈着」「凹み」の大きく3タイプで、それぞれ治療の方向性が異なる
- 1回・1種類の治療で全部消えるものではなく、複数回・複数手技の組み合わせが基本
- 肝斑の混在・活動性ニキビの有無で治療の進め方が変わるため、診察での評価が重要
- 自由診療であり、効果には個人差・主なリスクがあることをご了承のうえご相談を
最終更新日:2026-05-02
ニキビ跡の悩みは、タイプによって治療の進め方が変わります。
新横浜のシエロアズール新横浜までお気軽にご相談ください。